東電前アクション! (新BLOG)

反差別・地域格差・南北格差・反軍事・エコロジー全般を意識し包摂する「反原発社会運動」として展開中!

2013年05月




▲27:00からアクションスタート

11月16日、インドのシン首相が来日して野田首相と会談するはずだったその日に、東電前アクション!では「日印原子力協定反対」そして現在インドで強行されようとしているクダンクラム原発の稼働に反対するアクションを行いました。

しかし、衆議院の解散が濃厚となった14日にインド政府は「日本の政情不安定」を理由に来日を取りやめ。しかし、18日からのASEAN会合のなかで日印の首脳会談も持たれるということで、私たちは16日のアクションを貫徹しました。

アクションでは、まず主催からこの日のアクションの趣旨説明。

「日印原子力協定は日本からインドへの原子力技術や機器の提供するもの。これはインド側の強い要望があってのものだが、歴代自民党政権は難色を示していた。これに道筋を拓いたのは民主党・菅政権だ。"原発輸出による成長戦略"を高く掲げていたその菅がいま"脱原発の旗手"のように振舞っている。今日国会は解散したが、原発推進派とともに菅のような二枚舌のインチキ"脱原発"候補もきちんと見抜いて落選させよう」


「クダンクラム原発に反対して猛烈な反対運動が巻き起こっているが、インド政府は血の弾圧で応えている。死者も出ている。原子力協定はこのようなインド政府を支援するものだ。そして、核武装国家インドのさらなる核開発を被爆国日本が後押しすることは許されない。日本国内では脱原発、しかし海外には原発輸出などという不道徳も絶対に許されない」

「しかし、貧困のなかで電気のニーズもあるのもたしかだ。先進国で電気を使い放題で貧しい国に"原発反対"を言うだけ、というレベルの運動でいいわけがない。世界的な貧困・南北格差の解決の道筋の中で新しいエネルギーを模索していきましょう」

次に、この9月にインドで「入国禁止」にされた宇野田陽子さん(ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン)が大阪から参加してスピーチ。

「クダンクラム原発をめぐって、九月九日には原発の燃料装填を阻止するために地元民2000人が座り込みをし、三万人が原発を包囲した。10日に一万人の武装警官が陸から海へと包囲して人々に襲いかかった。何人も逮捕者は遠くに拘留された。クダンクラム原発反対運動のリーダーのウダヤクマールさんは死刑か終身刑かの国家反逆罪で逮捕状が出ている状況で、彼を反対派住民がかくまっている。ヒロシマ・ナガサキ・フクシマを経験した日本から脱原発・脱核兵器のメッセージを出し、世界中のどこでもダメだと言いましょう」と訴えました。

おなじく、インド政府から「入国禁止」とされた中井信介さん(ビデオジャーナリスト)は、主にベトナムへの原発輸出の状況について報告。

「ベトナムには反対運動はない。政府によって押さえ込まれている上に、原子力の危険など知らされない。また、ネットで原発の危険を指摘しただけで、物理的な嫌がらせが起きる。その上、日本の原発メーカーが村の有力者を日本の原発を視察させて安全性をアピールしている。こういう状況なので、日本から世界から反対の声をあげていかなければならない」

この日の行動に合わせて集めた「日本とインドの原子力協定に反対する署名」は短期間の呼びかけにかかわらず、198団体700人以上の賛同がありました。この署名を首相官邸に届けようとしたところ、アポイントメントをとっているにもかかわらず官邸の警察警備が官邸に届けることを妨害。まったく許されることではありませんが、私たちはやむなく内閣府に回って署名を届けました。






《拡散歓迎》
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印シン首相来日・日印首脳会談抗議!原発輸出反対!

 日印原子力協定反対!5.29緊急アクション


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日時:5月29日(水)19時~

場所:永田町首相官邸前~

呼びかけ:
東電前アクション!
BLOG:
http://antitepco.ldblog.jp/
TWIT: https://twitter.com/antitepco1
MAIL: antitepco1@yahoo.co.jp
tel: 090-1219-4519

福島原発事故緊急会議
再稼働反対!全国アクション
WEB: http://2011shinsai.info/

賛同:
たんぽぽ舎
HP: http://www.tanpoposya.net/

ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン
HP :
http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/


★核武装国(インド)に原発事故当事国(日本)が原発輸出!?ありえないっ!!


インドのシン首相が来日して5月29日に安倍首相と会談する予定とのこと。
メインの議題は、インドと日本の原子力協定締結のための最終的な詰めと考えられます。

「日印原子力協定」は、世界の抗議の声を無視して核武装化を強行したインドに、今も続いている原発事故を引き起こし国内での原発推進が不透明な中で原発輸出に活路を見出そうという日本が、原子力の設備や技術を供与するための取り決めです。

核武装のための施設でもある原発の技術を被爆国であり原発事故当事国である日本が輸出して経済侵略のごとくアジアの人々に押し付ける、、、
ありえないと思いませんか!?ありえないし、あってはなりません。

朝鮮政府の核保有・核実験を非難しながら、一方ではNPT体制を無視して核武装したインドを「特例」として原発を輸出しようという日本。それを許すIAEA。このようなダブルスタンダードで、核の不拡散も核の廃絶も実現することはできません。

インドでは福島原発事故以降、原発反対の大きな世論が沸き起こる中で、南インドのクダンクラム、西インドのジャイタルプールなどで激しい反対運動が起きています。この反対運動に対して、インド政府は血の弾圧で応え、反対派住民に死者も出ています。

「日印原子力協定」は、このようなインド政府の住民無視と民主主義破壊に、日本政府が手を貸すことにもなります。

また、安倍首相はこのかん、「過酷事故を経験した日本の水準の高い原子力の技術に対して関心が高い」などと言いながら、アラブ首長国連邦や東欧諸国、トルコなどに原発の「トップセールス」を繰り広げています。

「過酷事故」を起こした日本で生活するからこそ、私たちは日本・インド両政府のこうした姿勢を批判し、原発に反対する人々とつながって原発も核兵器もない世界を実現するひとつの努力として、「日印原子力協定」と日本の原発輸出に反対するアクションを5月29日に行います。

ぜひ、ご参加ください!

:::::(ここまで)::::::::::::::::::::::::::

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テントひろばからの正式な声明を転載します。


転送・転載を歓迎します

////////////////////// 声明 ////////////////

声 明
                     経産省前テントひろば

 2013年5月10日、丸の内署は、テントスタッフの一人Bさんを暴行の容疑で逮捕した。

 同日14時30分頃、テント放送の準備が行われている時、経産省の金子洋悦(この度の訴訟における原告指定代理人のうちの1人)が、ビデオカメラをもった氏名不詳の男C、他とともに注意に現れた。Bさんは防犯カメラの台座(コンクリート製)に腰掛けて何気なくその模様を眺めていただけであるが、Cは執拗にBさんの顔を至近距離から撮影し続けた。Bさんは当然ながら、肖像権の侵害だから止めるように、と何度も要請したにもかかわらず、顔の数センチまで接近して撮影を続けた。

たまりかねたBさんは、手でカメラをどけながら「あんたも、こうやってなでられたら嫌だろう」とCの顔をなでるようにしたとたん、Cは「暴力だ!」と突然叫びだし、別の職員が警察に緊急連絡し、丸の内署、警視庁本庁から公安刑事を含む総勢約50名ほどの警察官が駆けつけた。

 警察は私たちと経産省職員の間に入って、双方から事情を聞くというような行動となった。もちろんBさんを初め現場にいた仲間Dさん等は、いま起きたばかりの事態を説明した。ややあって、事態は収束したのであるが、最後に刑事はBさんに「丸の内署まで来て、事情を説明してほしい」とBさんに要請。Bさんは、自らやましいことは全くなかったので、何らの疑いも持たずに事情聴取のために丸の内署に同行することになった。

その際、Dさんが「一緒に行こうか」とBさんに話し掛けたが、Bさんは「大丈夫ですよ」ということであったので、Dさんも全く大した問題ではないとの判断から、Bさんは一人で丸の内署に行くこととなった。

 その後、帰還があまりに遅いので、気をもんでいたところ、救援連絡センターから連絡が入り、Bさんが逮捕されたと情報を得た。

 Bさんの容疑は暴力行為ということだが、ともかく直ぐにDさんを含む2名が丸の内署に事情を聞きに出かけた。捜査中ということで埒があかなかったが、ともかく逮捕されていることは確認された。合わせて、Bさんはペースメーカーをつけており、心臓病の関係から、病院にいっているということだけが確認された。

 事実は、Bさんが超至近距離からの執拗な撮影を拒否し、それに抗議し、「あんたも、こうやってなでられたら嫌だろう」手を挙げた時たまたま、その手がC職員の顔に触れただけである。顔を叩くとか殴るとかとは程遠い行為である。C職員は大仰に騒ぎ立てて警察を呼び、文字通り事情聴取ということでBさんを丸の内署に同行し、そのまま逮捕したのである。容疑は暴行と器物損壊ということである。

 そもそも最近の経産省職員のテントに対する対応・嫌がらせは敵愾心丸出しである。すでに「防犯カメラ」と称する監視カメラを2台もテント付近に据え付けてあるのに、ハンディカメラによる執拗な撮影は挑発的で目に余るものがある。また、経産省は、私たちの請願権さえ認めようとしていない。請願書を、請願者を一人に限定して、職員に門前で受け取らせるなどという礼を欠く卑劣な行為をした。

 経産省職員による執拗な撮影行為は、個人の肖像権を侵す犯罪である。

○直ちにこのような犯罪行為を止めよ!
○今回の「(土地)明渡訴訟」と連動したかのような、挑発行為を一切止めよ!

 警察は、経産省の職員による犯罪行為を放置し、経産省の職員の一方的な証言に基づいてテントスタッフを逮捕した。これは不当な逮捕であり、テントに対する不当で露骨な弾圧であることは言をまたない。

○警察は不当な弾圧を止めよ!Bさんを直ちに釈放せよ!
○警察は、私たちと経産省との係争に不当に介入するな!
○東京地裁は、Bさんの拘留延長を絶対認めてはいけない!

  2013年5月12日
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