2月20日、京橋の電源開発(Jパワー)本店前で「大間原発、大間違い!2.20Jパワー前アクション 2nd,」を行いました。
東電前アクション!は「安倍政権との対決」を意識するものとして、1月の経産省概算要求反対アクション、再稼働のための東電再建に反対するアクションに続いて、再稼働が立ち往生している一方で建設が推し進められている大間原発に反対する必要があるという思いから、この日のアクションを企画しました。
主催からこの行動の位置づけの説明。
「昨日19日、函館の市長らが経産省などを訪問して大間の建設を差し止めるよう政府に要望した。一方で、下北の首長たちが同じ日に大間の建設を推し進めるよう政府に要望書を出している。下北の首長の動きは残念だが、原発がなければ地域経済が成り立たない構造が作られ、その構造の上で電気を享受してきた都会の私たちが責める気にはならない。原発がなくてもやっていける地域経済をどう作るか、そういうことも考えながら下北の人々とつながっていきたい」
マイクを回してのスピーチは、「猛毒のプルトニウムの発電で事故が起こったら誰がどうやって責任を取るのか? 原発で事故が起きたら誰も責任なんて取れないということが福島の事故で証明されたのではないか。原発がダメだと思っているのは、政府にも電源開発の中にもいると思うが誰も言い出せない。まさに日本的無責任体質そのものだ」
「電源開発は"電源を開発する"と言うなら、原発なんて古臭い発電なんかじゃなくて、水力・風力などの分野でより効率のいい発電方法を開発しろ」などのアピールがありました。
▲下北半島出身の参加者のプラカード。
「下北をこれ以上核半島にするな」
最後に「東電前アクション!として北朝鮮の核実験に反対する声明を出した。もちろんあらゆる核に反対する立場から今回の核実験に反対だ。しかし、日本は"潜在的核武装"として原発を推進し、この大間原発は核兵器の原料でもあるプルトニウム保有を容易にし正当化するためのものでもあり、"潜在的核武装態勢"を強化するものだ。そういう観点からも大間原発の建設に反対していこう」と訴えた。
締めのシュプレヒコールは「下北を殺すな」「函館を殺すな」「もう原発の電気はいらない」。
・【アーカイヴ2012】10.31 大間原発建設反対Jパワー前アクション報告
・【告知】大間原発、大間違い!2.20Jパワー前アクション 2nd,
・2.20東電前アクション/大間原発、大間違い!Jパワー前アクション 2nd, /悪魔《プルトニウム》の原発つくるな! (さよなら原発みなとBlog)
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