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3月26日、柏崎刈羽原発が停止して東電の保有する全原発が稼働ゼロとなって一年のこの日、「3.26 東電前アクション さっさと原発あきらめろ!」を40人の参加で開催しました。

まず主催から、3月18日に起きた福島第一原発の1、3、4号機の燃料プールの「冷却停止」問題について、

「反原発運動の中からも、"なんで電源のバックアップ体制も取れていないんだ"、"ネズミ対策もしていないのか"という声が上がっていますが、限られた作業員で限られた被曝量で過酷な作業をしているなかで、バックアップ体制やネズミ対策が後手に回るのは当然のこと。この問題の本質は、収束作業員の待遇問題であり、依然として多重下請け構造とピンハネが横行し、労働条件・賃金そのものが切り下げられて作業員が集まらなくなっている。ここから問題を考えなければならない」

「"対症療法的な作業しかしていない"、あるいは"東電は早く収束させろ"という声が今回の"冷却停止"事故であらためて上がっているが、福島第一は収束なんてしない。溶けた燃料がメルトアウトしている状態を収束させる技術なんてない。そのことを認識した上で"対症療法"的な作業を続けるしかなく、だからこそ作業員の待遇を改善することでしか作業の質は維持することはできないはずだ。東電は作業員の使い捨てをやめろ。健康管理を過去にさかのぼって徹底的にやれ」

「安倍政権は"収束宣言"を正しくも撤回した。それなのに、原発の再稼働へと突き進んでいる。先日福島で"復興のためには電気の安定供給が必要"などとして再稼働を正当化しようとしている。福島の苦しみを新潟で繰り返させるのは絶対に許せない」

「原発事故を起こした電力会社は見せしめとして潰さなければならない。事故を起こしても政府が電力会社を全力で守り、安泰ということになれば電力会社が原発を手放すわけがない。東電を潰すまで追及の声を上げ続けよう」


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次に、たんぽぽ舎の柳田真さんから。

「東電の停電"真っ暗事件"と国会事故調に対するビデオ"真っ黒事件"は東電の隠ぺい体質が続いている証拠だ。こんな電力会社が柏崎刈羽を再稼働させようというデタラメを許すわけにはいかない。柏崎刈羽は2007年の中越沖地震で7基全部が破損した。地震で傷だらけになった原発に気象庁が警告しているような大きい地震がまた起きたらどうなるか。東電前での行動は重要な行動だ。ともに継続していきましょう」

福島事故緊急会議の木村さんから、原子力規制委員会の傍聴報告。

「東電は規制委員会の安全基準作りの会合に出てこない。東電は会合に出てきて自己の経験を語るべきではないか。安全基準作りが半年かそこらでできるのか。アメリカでは15年かけて作っている。スケジュールありきだ。活断層が真下にあることばかり問題になっているが、福島も2007年の柏崎刈羽の事故も真下の活断層が動いて事故になったわけではない。地震大国では原発をなくすしかない」

参加者間でマイクを回してのアピールのあと、たんぽぽ舎から5月18、19日に柏崎まで東京からバスを出して反原発の行動への参加をアピール。

「3月10日には柏崎で560人で行動があった。原発で地元が潤うなどと言われるが、柏崎もやはり寂れている。原発があるから街づくりができない。原発の電気は東京に送られ、柏崎とは関係ない。首都圏で生活する私たちは柏崎の人々とつながって原発に反対する倫理的な責任がある。ぜひバスに乗って参加してほしい。そこから始めよう」

最後に東電前アクション!から。

「新潟の知事は再稼働に反対している。しかし、東電・経団連・首都圏からの要請として圧力が強まるだろう。この構図は沖縄の基地問題とおなじだ。私たちは新潟に原発を作ったことが間違いであり、福島の事故を防げなかったことを恥じなければならない。そして、あのような事故を繰り返させないために柏崎刈羽の再稼働を絶対に阻止しよう」