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00:02:05 司会あいさつ~塩川議員のメッセージ
00:10:35
「フランス原発メーカーの日本戦略」山崎久隆さん(たんぽぽ舎)
00:31:05 「日本の原発政策と植民地主義」崔勝久さん(No Nukes Asia Actions)
00:50:25 「フランスのアフリカ植民地政策と日本」国富建治さん(反安保実行委員会)
01:14:40 グリーンピース鈴木さんから6.20原発輸出反対集会のアピール

IMG_1892 (1) 6月7日、来日したオランド大統領と安倍首相による首脳会談に対して、「原発輸出推進会談に抗議」の意思を示すために9グループの共同行動として、抗議アクションを行いました。

最初に、衆議院第二議員会館において院内集会を開催。東電前アクション!の栗原から開会のあいさつ。

「首脳会談は大抵は夜に首相官邸で行われるのに、今回は抗議行動を設定したせいか午前中に開催された。既に夕刊で報道されているが、会談で出された日仏共同声明は予想以上にひどい内容で、原発輸出の推進の他に、フランスが日本に高速増殖炉や再処理の事業継続を求める内容になっている。日本政府は"国家間の約束"としてもんじゅや再処理にしがみつくだろう。また、日本の武器輸出緩和を受けて、軍事用製品を日仏で共同開発を推進するとも謳っている。まさに"戦争と原発のための会談"だ。オランド大統領の来日で永田町から霞ヶ関一帯は日の丸とトリコロールが氾濫しているが、福島第一事故を通じて新たに結びつきを深めた"新しい帝国同盟"の象徴のようだ。今後も大国が原子力や軍事で世界を支配しようとするあり方に反対していこう」

GetAttachment院内集会では、まず山崎久隆さん(たんぽぽ舎)から『フランス原発メーカーの日本戦略』というテーマでお話いただきました。

"福島第一原発の事故があり、原発メーカーへの追及ができていない。原発メーカーこそ欠陥製品を売りつけた事故を起こした張本人だ。原発輸出は縮小する原発のシェアを世界に広げようとするものだ"


"原発メーカーは入札などで争っているように見えるが、裏で手を組んでいる。トルコではアレバと三菱が手を組んでいるが、別の場所では中国企業とアレバも手を組んでいる。おそらくアメリカのGE社とも手を組んでいる。死の商人は裏で手をつないでいる、ということを原子力分野では顕著なことだ"

"アレバと三菱重工が提携して作った会社「アトメア(ATMEA)」の開発した軽水炉「アトメア1」は「コアキャッチャー」という「メルトダウンしても受け止める装置を開発した」という触れ込みで売り込んでいる。メルトダウンをしてしまえば、下に落ちるのか横から飛び出すのか分かるわけがない。あるいは飛行機が突っ込んでもだいじょうぶなどと言っている。原発メーカーのキャッチフレーズの恐ろしさだ。政情不安が続く中東に原発を売り込むのだから「要塞みたいな絶対安全な原発」というわけだ。こんな悪夢のようなことを許してはならない"

"フランスは稼働するかも分からない高浜原発に向けてMOX燃料を搬出した。この輸送自体が違法だ。使うあてのない(核兵器の原料となる)プルトニウムを動かしてはならないという国際的な取り決めがあり、認められない行為だ。もうすぐ日本到着するが、これにも抗議の声を上げなければならない"


"日本は原発のバックエンドにフランスに金を払い続けている。それをやめたらアレバは倒産する。アレバを支えるために私たちの電気料金が使われている。その結果MOX燃料が日本に運ばれているという相関関係を充分認識するべきだ"

"核武装国であるフランスと日本が核戦略で提携するとなるとアジアの平和と安全に極めて暗い影を落とすことになるだろう"と訴えました。


GetAttachment崔勝久さん(No Nukes Asia Actions)からは「日本の原発政策と植民地主義」というテーマでアピール。

"私は日本生まれの在日二世だ。私のような無名の人間に対して、インターネットで「日本から出て行け」などと言われ、家族も含めて脅迫にさらされている。また、昨今の民族差別を目的とするデモを取り締まらない。昨年の「領土問題」で日本人の多くはナショナリストになってしまった。そして朝鮮学校への弾圧。原発輸出は植民地主義の問題であり、これらのことは一つの問題として捉えなければならない"

"日本の反原発運動は「植民地主義」と闘う主体してどうなのか、ということを問いたい。台湾では3.11事故のあと反原発運動は大きく盛り上がっている。そして台北から30キロ離れた第四原発は日本のもので「日の丸原発」と地元で呼ばれている。どうして日本の反原発運動はこの台湾の運動とつながろうとしないのか。継続した国際連帯運動を作っていかなければオランドの来日に反対しても意味がない"


"植民地主義というものは「我々」の外にあるわけではない。「我々」の内面化した問題だ。反原発運動に行っても在日である我々が一緒にやっていることが分かっているのに「これは日本国民の課題だ」などという発言が平気で出てくる。「日本という国は日本人ものだ」ということが前提になっている。反原発運動は国籍・民族を超えて闘わなければならない"

"再稼働に反対する闘いが、なぜ「サイカドーハンタイ」というスローガン一つなのか。再稼働反対と原発輸出反対がどうして一つのものとして掲げられないのか。そして、どうして原発に反対する行動に日の丸が必要なのか。そういう姿勢が、実は「原発体制」と「植民地主義」を支える根幹なのだ。だから原発に反対する主体として、常に歴史を検証しなければならない"

"NNAAは台湾・アジアの闘いに連帯して、日立・三菱・GE社などの原発メーカー訴える裁判を起こす。原告は全世界から1万人集める。ぜひ原告かサポーターとしてこの運動を支えてほしい。NNAAは6月に韓国すべての原発を見て回り、韓国の反原発運動と交流する。日本の運動は一国主義を超えて国際連帯を追求してほしい。ぜひ一緒にやりましょう"

GetAttachment国富建治さん(反安保実行委員会)からは「フランスのアフリカ植民地政策と日本」をテーマとしたお話。

"フランスの旧アフリカ植民地は20カ国、その面積はフランス本国の20倍で中国やカナダよりも広い。そして今でも多くのアフリカ諸国にフランス軍は駐留している。アフリカにはフランスが影響を強く残しているということを見ておく必要がある"

"一方、マリはその例外であり、フランス軍の基地を撤去させ「非同盟中立」という路線を採っていた。マリへの軍事的影響力の確保はフランスにとって歴史的宿願だった。フランスの資源戦略の面でも隣国ニジェールでのウラン資源やガス・石油確保の面からも「必要」だった"

"日本は「テロ対策」などの名目でフランスとの軍事協力を強めているが、とりわけ旧フランス植民地でフランス軍もいるジブチでの自衛隊駐留と地位協定を注目しなければならない。日米地位協定など問題にならないほどの差別的な地位協定だ。自衛隊員が犯罪を起こした場合、ジブチには裁判権がないとされている。こういうアフリカでの日本の姿勢について、きっちり批判していかなければならない"と訴えました。

院内集会は、立ち見も出るほどの盛況で80人の参加で成功、集会後、首相官邸前に移動して、官邸前で待っていた人々と合流。官邸前では、180人で「原発推進会談に抗議するぞ」、「フランスはマリから撤退しろ」、「日仏はアフリカを踏みにじるな」と声を上げました。
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抗議行動では、この3、4月にシェルブールでアレバ社が製造したMOX燃料の高浜原発への搬出の阻止行動に起ち上がったフランスの人々からのメッセージが読み上げられました。阻止行動の際には反対派メンバーの自宅前に憲兵の車両が釘付けられ、その上空には監視するヘリコプターがホバリングしていたことが紹介され、「民主主義社会を破壊し監視社会をもたらす原発にともに反対しよう」という呼び掛けがなされました。

そして、そのフランスの人々に呼応する意思を示すために、フランス語で"Non à la guerre"(戦争反対)、"Non au nucléaire"(核はいらない)と全体でコールを発しました。


官邸前では、21時半まで抗議を貫徹。「原発輸出反対を継続した取り組みとして、さらに大きくしていこう」と呼びかけられて終了。抗議行動には180人が参加。院内集会と併せてのべ260人の取り組みとして成功しました。

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0:00:00 アクションスタート
0:04:00 シュプレヒコール
0:10:45 横浜でTICADを考える会 京極さんアピール
0:18:30 NNAA 崔さんアピール
0:30:00 フランスで高浜原発に向けたMOX燃料搬出の阻止行動を起こしたシェルブールの人々からのメッセージ
0:33:30 フランス語でコール
0:39:00 在仏日本人有志による来日するオランドに向けたメッセージ
0:43:20 福島県原発被害者弁護団 竹内さんアピール
0:50:50 火炎瓶テツさんアピール&コール
1:00:00 シュプレヒコール

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フランスの"脱原発ネットワーク"の方から、このアクションのための連帯のメッセージをもらいました!!

以下日本語訳です:

Le Réseau "Sortir du nucléaire" se joint aux protestations des citoyens japonais contre le renforcement du partenariat franco-japonais dans le domaine du nucléaire.

Solidaire du peuple japonais meurtri par la catastrophe de Fukushima, nous avons honte que notre pays soit celui qui a vendu au Japon le combustible MOX qui a fondu dans le réacteur n°3. Et nous avons doublement honte qu'Areva aie récidivé par un nouvel envoi de combustible MOX, qui doit arriver au Japon fin juin.

Nous estimons inacceptable que le gouvernement français apporte son soutien aux projets de relance du nucléaire du gouvernement japonais, au mépris du peuple japonais qui veut dire adieu à cette technologie de mort.

France et Japon prétendent échanger des compétences sur la "sûreté" nucléaire. Il ne s'agit que de partenariats commerciaux, basés sur la recherche du profit et non sur la protection des populations.
Comme l'a rappelé Naoto Kan, prédécesseur de M. Abe, la seule sécurité dans le nucléaire est de ne pas avoir de centrales du tout.

Nous estimons tout aussi inacceptable que France et Japon s'allient pour exporter le risque nucléaire à l'étranger, comme ils viennent de le faire en décrochant un contrat pour la construction de réacteurs en Turquie.

En France comme au Japon, la seule solution pour protéger les populations est de mettre fin à cette industrie !


[日本語訳]

フランスの「脱原発」ネットワーク (Réseau "Sortir du nucléaire") は日本の市民とともに、日仏の原子力パートナーシップの強化に抗議します。

福島の原発事故で苦しんでいる日本の人々と連帯する私たちは、第3基で解けたMOX燃料を日本に売った国がフランスであることを恥ずかしく思います。そして、同じ過ちを繰り返し、6月末に日本に来航する予定のMOX燃料をアレヴァが搬出したことを倍に恥ずかしく思います。

原発という死の技術を葬りたい日本の人々を無視して、日本政府の再稼働企画をフランス政府が支持することは許されないことです。

フランスも日本も原子力の「安全」に関する情報を交換すると主張しています。しかしそれは、利益の追求に基づいた商業上のパートナーシップであり、住民を保護するものではありません。

安倍首相の前任者である菅直人元首相のいう通り、原子力に関しての唯一の安全は原発を一つも持たないことです。

トルコで原子炉の日仏共同開発の契約が結ばれたように、原発の災害を海外に輸出するためにフランスと日本が手を組むことはさらに許せないことだと判断します。

フランスでも日本でも、住民を守るための唯一の方法は原発産業を阻止することです!

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