東電前アクション! (新BLOG)

反差別・地域格差・南北格差・反軍事・エコロジー全般を意識し包摂する「反原発社会運動」として展開中!

カテゴリ:アクション報告

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3月11日、東電前アクション!は「原発事故から満4年・3・11東電本店前アクション 東電と国の二次的加害=責任逃れと賠償遅延を許さない!」を行い、夕方の官邸前行動に60人、夜の東電本店前行動に100人が参加しました。

5時から安倍首相あてに「放射能ブロック発言を撤回せよ」などの申し入れ行動を首相官邸前で行いました。

 

北海道や茨城からの参加者のアピールなどを受け、それぞれ地元での反原発の闘いの報告をいただきました。

こども脱被ばく裁判の福島の原告の方は、「昨年8月29日に提訴した。原発事故によって浪江町から避難しているが、4年たっても帰れない。100万人に1人の甲状腺ガンが38万人で117人がガン、ガンの疑いのある人数だ。これで原発事故と因果関係ないといえるのか。責任をとれ」と安倍政権の対応を批判した。

東電前アクション!の安倍首相および日本政府への「要請文」を読み上げ、内閣府に申し入れを行なったあとに、福島から地元の3.11行動を終えたあとに駆けつけた木幡ますみさん(原発いらない福島の女たち、事故後に大熊町から会津若松市に避難中)からアピール。

 

「政府は復興を言うが、何も解決していない。原発事故や放射能のことを何も言えない雰囲気がある。東電の賠償金が打ち切られた人は、ローンを抱えながら困難な生活が続いている。復興住宅にしても財政負担が多くて入れない人もいる。自主避難した人たちも必死に生きている。ともに頑張ろうと訴えた。人間は幸せに生きる権利があるはずだ。生きててよかったと実感できる生活をする権利があるはず。生きててよかったと言える社会を共につくりましょう」と訴えました 

7時から、東電本店前で「東電と国の二次的加害=責任逃れと賠償遅延を許さない!」をメインテーマに参加者から次々と東電に向けた抗議アピール。その後、参加者は東電に対する申し入れを行いました。

東電への申し入れには「福島から来る人もいるのだから、警備員ではなく東電社員が対応しろ」と言う私たちに対して、東電側は「時間外だからできない。福島での対応は福島復興本社がやっているからそっちに行け」という怒りに堪えない対応に終始する東電。

申し入れ時には、参加者100人のうち50人以上が東電の門前を席巻して怒りのアピールと「東電解体!賠償果たせ!再稼働反対!」と怒りの声を叩きつけました。3.11事故直後から東電前に張り付いている機動隊もまったく手も出せない状況となりました。

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9月1日、インドの新政権のモディ首相の来日に際して、「原子力協定のための首脳会談反対!原発輸出も再稼働もNO! 9.1官邸前アクション」を首相官邸前で行いました。

インドで政権交代があり延期されていた日印の首脳会談。インドの新与党となった人民党は1998年に核実験を行ったときの政権党であり、今回の日印首脳会談ではアメリカ政府や国際社会のインド新政権への懐疑的な見方もあってか、原子力協定の締結は見送られると事前に報道されました。

しかし安倍首相自ら、このモディ首相を京都へ観光案内し、京都迎賓館で「おもてなし」するなど、異例の歓待ぶり。それは当然、「対中国包囲網」形成のためであるとともに、原発・原子力技術の輸出のための重要なパートナーとしてインドを改めて位置づけるというパフォーマンスであることは間違いないでしょう。

9月1日のアクションは、東電前アクション!の他にコトパンジャン・ダム被害者住民を支援する会や有志のグループなど、複数のグループでの共同行動となり、60人が参加。

東電前アクション!から栗原が、最初に自民党の「ヘイトスピーチ規制」にかこつけた「国会周辺での抗議行動の規制」策動に抗議したあと、スピーチした。

「一連のイスラエルでのガザ攻撃で、イスラエルの兵器の欠片から日本製の部品が発見された。安倍は原発とともに武器の輸出を推し進めてきたが、すでにこのように日本社会が間接的に人を殺す状況が始まっている。インドという核武装国に原発の技術・部品を売りつけるということは、将来日本が核戦争に加担するということにもなりかねない。そういう想像力を私たちは持つ必要がある」

「原子力協定をめぐるやりとりで、インドは新規に建設した『高速増殖炉』で日本の使用済み燃料を引き取ることを申し出ている。これは核兵器の原料であるプルトニウムをインドという核武装した国家に預けることになる。またこのような『技術交流-提携』は破たんプロジェクトである日本の高速増殖炉『もんじゅ』をいたずらに延命させることにもなる。このようなおぞましい協定の締結に引き続き反対していこう」とアピール。

参加者からは「原発が事故を起こしたら、もはや解決しないということを示したのが福島の原発事故だ。その当事国が今も放射能を撒き散らしながら、他国に原発を売りつけることは人間として許せない」、「遠い国に原発を売りつけることと、再稼働を東京から最も遠い鹿児島の川内原発から始めようという政府のやり方は、遠くに犠牲を押し付けて自分たちは儲けたい、恩恵を得たいという考え方の表れだ。再稼働にも原発輸出にも反対。すなわち、世界のすべての原子力に世界の人々とともに反対していこう」などのアピールが寄せられました。

行動は途中からひどい土砂降りになりましたが、最後にまで元気に貫徹。首相官邸に向けて「原子力協定締結反対」「原発輸出反対」「川内原発再稼働反対」「戦争もすべての核も廃絶しよう」とシュプレヒコールを上げて、この日の行動を終了しました。          

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http://t.co/dwM0mkCUjx から

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6月4日、有楽町駅前の電気ビルに入っている九州電力東京支社にむけて、川内原発の再稼働に反対するアクションを行いました。

 

この日の私たちの問題意識として、「地域差別」で成り立つ原発とその再稼働に反対する意味を込めて、抗議先を再稼働の審査をしている原子力規制委員会でも最終的に再稼働を判断する安倍首相のいる首相官邸前でもなく、九電(東京支社)前にしたのでした。

 

「東京から一番遠い原発から再稼働するのか」

「汚染水で世界的放射能汚染が進行しているのに、東京より韓国や上海が近い川内原発を動かすのか」

「九州でも電気の大消費地の福岡でなく、なぜ鹿児島の川内や佐賀の玄海に原発が置かれているのか」

 

そのように、大都会の利便性のために、過疎地とされた地方に原発を押し付け、日本列島の端に設置して外国に大きな被害を与える原発は二度と動かしてはならない、とアピールしました。

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4月15日、参議院外交防衛委員会で日本-トルコ・UAE間の原子力協定が審議され、早ければこの日に可決されようとしている国会の動きに、東電前アクション!は4月10、11日に続いて、この日も原子力協定批准承認に反対するアクションを国会・参院議員会館前で行いました。

この日の質疑では、参考人として原発輸出に「反対」の立場で、田辺有輝さん(JACSES)、舩橋晴俊さん(法政大学教授)の招致され、トルコ・シノップ原発が建設された際の危険性や日本における安全チェックの不備などについて、指摘されました。

一方、与党側証人として、元東電副社長・福島第一原発所長、昨年まで東電顧問職を経て、現在は日本原子力産業協会理事長、原子力国際協力センター理事長を務める服部拓也が発言。「原発事故国である日本だからこそ、技術と自己の経験を世界に発信できる。世界は日本の原発技術に期待している」、「我が国の原子力関連の人材確保や技術の維持、成長戦略のためにも原発輸出は必要」、「原発は輸出相手国の地域の発展に貢献する」などの聞くに堪えない妄言を連発しました。

また、このような場に東電系列の人間が出てくること自体に、「原発輸出利権」に東電が深く関わっていることを強く伺わせるものだと言わざるを得ません。

私たちは、国会と議員会館にいるであろう議員たちに向けて、「原子力協定を採決するな」、「参議院で徹底審議しろ」、「民主党は"脱原発"を言うなら輸出にも反対しろ」、「反対議員は棄権や欠席でなく、毅然と反対票を投じろ」、「自公の"脱原発議員"も信念に従え」と午後2時から夜まで訴え続けました。

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国会には、国会見学に来る中高生が続々とバスで到着、私たちのアピールをしばらくききいる姿も見られました。とりわけ、福島からバス6台で国会見学に来た中学生たちは、私たちが反原発のアピールをしていることを認識すると、窓から「郡山から来ました」と声をかけてきました。

手を振ると多くの郡山の中学生たちが振り返し、うち一台のバスから降りてきた中学生たちは口々に「原発反対!原発反対!」と連呼し、他の一台の中学生たちは私たちに手を振りながら国会の中へ入っていくという「椿事」もありました。

しかし、国会に来てみれば、「原発輸出」のための相談をしている国会議員の姿に、郡山の中学生は何を想うのか考えると胸の潰れる思いがします。福島に苦しみを押し付けた原発を、今度は海外に押し付けるわけにはいきません。

そして政府は、「参考人」として元東電役員などではなく、この中学生たちを招致して語らせろ。

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また同日、ベラルーシや白ロシア・ドイツから、チェルノブイリやドイツの「脱原発」政策を報告する院内集会を行っていた来日団の人々も短い時間ですが、抗議に参加してアピールをいただきました。

「日本政府は、チェルノブイリの経験から学ぼうとしているとは思えない。その結果、多くの市民を危険に晒している。まず、市民の皆さんが"チェルノブイリ"を知ることで、政府を動かしてほしい。私たちは、福島が蘇ることを信じている」

この日の行動は、平日昼からの緊急行動であるにもかかわらず、のべ40人超の人々が参加しました。国会内外の努力でこの日の採決は阻止されましたが、17日に与党は数の力で批判を押し切って委員会で採決を強行、日本-トルコ・UAE間の原子力協定が承認されてしまいました。

しかし、原子力協定が批准されれば自動的に原発が輸出されるというものではなく、現地の反対運動などで困難を極めることも大いに起こりうることです。私たちは、「輸出当事国」で生活する一人ひとりとして、引き続き原発輸出に反対し、具体的に阻止する取り組みを強めなければなりません。

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4月4日、日本-トルコ間および日本-UAE(アラブ首長国連邦)間の原子力協定が、衆議院本会議で通過されてしまいました。審議時間は、なんとたったの5時間足らず。

原発-核の取引に関する重大な案件をたった5時間しか審議しない政府の姿勢は、ほんとうに福島の事故を反省しているのか、疑わしいものだと言わざるを得ません。また、「(長期的なスパンでの)脱原発」を掲げているはずの民主党も、「政権時代に原子力協定を推進してきたこととの整合性」などを理由に賛成に回るという醜態を演じました。また、反対を言明している議員たちも反対票を投じるのではなく、「病気」を理由に欠席するていたらくでした。

東電前アクション!は、この原子力協定の衆院通過に抗議して、参院での徹底審議と無効化を求めて、4月10日と11日に国会・参院議員会館前で二日連続の抗議行動を行いました。参加者はのべ60人でした。

4月11日には、トルコ在住の久美子さんから、トルコ現地での様子などを報告いただきました。P4110060











「トルコに17年住んでいる。日本-トルコの懸け橋としていろいろ活動してきた。トルコの人々は日本に好意を持っているが、今回の輸出問題で日本は嫌われるようになっていて、私は苦しい思いをしている」

「日本の国会議員は、トルコの現状を調べに行ってほしい。原発立地予定地は、黒海沿いのほんとうに美しい場所だ。イスタンブールの反対運動の人々は、日本の首相に反対の意思を伝える手紙を送っている。トルコの人々は、ほんとうに福島・広島・長崎の出来事に心を痛めていることを分かってほしい」

「原子力協定は、政治家同士で勝手に決めてしまうが、原子力に関するような大事なことは民衆一人ひとりの判断が尊重されるべきだ。私はいろいろな国に行くが、世界中で"日本はどうなっているんだ"と質問される。原発輸出は世界に日本への不信感を深めている。日本の心ある人は、海外の人たちとどんどん意見交換してほしい」

と訴えました。

東電前アクション!では、参院の委員会採決が予想される4月15日にも、14時から参院議員会館前で行動を行う予定です。

世界の人々は、日本の民衆がどれだけ原発の輸出に反対しているか注目しています。「核-原発は世界のどこにもあってはならない」という意思表示を日本政府-安倍政権につきつけよう。

参考:
現地の100もの市民団体が日本の国会議員に出した反対レター
http://oklos-che.blogspot.jp/2014/03/blog-post_30.html P4110033
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3月11日、原発事故発生から丸3年になるこの日、東電前アクション!は今年も東電本店前で「原発事故被害者への徹底的な賠償」や「柏崎刈羽原発の再稼働阻止」、「破たん処理による東電解体」などをテーマにアクションを行いました。

11日当日昼に行われた「3.11天皇出席の震災3周年追悼式典 全国一斉黙祷反対集会・デモ」に東電前アクション!が賛同したことを理由に、右翼の一団が東電本店前での行動を潰すことをツイッター上で予告しているとの情報が入りました。

主催主要メンバーは「真の"敵"は右翼などではなく東電であり原発推進勢力だ」ということを示すために、あえて東電本店側の路上から登場して、本店の面前でプラカードを掲げて「東電解体!」「賠償果たせ!」「再稼働反対!」の声をぶつけました。現場は早くに来た参加者の皆さんによって右翼から守られていて、右翼は反対側の歩道に追いやられていました。

また、右翼の妨害を理由に普段以上に過剰な規制体制を敷く警官隊には、「東電を逮捕しろ!勝俣・清水を逮捕しろ!福島の告発の声を聞け!」と全体で抗議しました。

アクションは、原発事故の最も深刻な被害を被っている当事者であり困難な状況にある福島の人々や避難している人々が現在どういう状況に置かれているかを知るための「映写アクション」から開始。

開会のあいさつで東電前アクション!から植松は「東電の本店の役員と社員の皆さんに、この行動に参加して被害者の方の話を聞きに来てほしい。そして、福島の被害に遭われた方はなかなか東電本店前に来ることはできない。首都圏で生活している私たちはどのように東電に向き合うべきか"3.11声明"を出した。福島や新潟の"代弁"ではなく"私たちにできること"として、被害者賠償を求めるし、再稼働に反対するし、東電の破たん処理を求める。そのような自問自答を続けながらこの場に立ち続けたい」とアピールして、"3.11声明"を読み上げました。

t2次に、福島第一原発立地地域の双葉町から都内に避難生活を余儀なくされている亀屋幸子さんのスピーチ。
「事故当日、着の身着のままで逃げ出したまま現在に至っている。東電は放射能の風向きなどはまったく発表せず被ばくしながら逃げてきた。この3年は地獄の生活だった。これからも行く所などない。故郷に今すぐにでも帰りたい。しかし、もう帰れない。私たちは一生帰れない。原発さえなければ、こんな苦しみはなかった。東電本店の中を被災者が住めるようにするべきではないか。皆さん、明日は我が身だと思ってほしい。そして、力を貸してほしい」

許しがたいことに、「我道会/男組メンバー」を名乗る右翼の一団は、このスピーチが原発事故被害者・避難者のものであることを知りながら、口汚く文字に起こすこともはばかるような罵声と侮辱を大音量で「カウンター」と称して浴びせ続けていました。

福島第一原発の「収束」作業員である北島教行さんからアピール。
「今日は右翼が妨害に来ているが、ナチは"エコ"に熱心だったことを思い起こす。そして今日まさにナチが反原発運動を妨害に来た。これが3年目の3.11の東電本店前の姿だ。右翼は"脱原発"名乗ろうが、被害者を侮辱し、収束作業員を罵倒する人々であることがあきらかになった」

「私にとって、東電はただ単に敵対する相手ではない。"収束"に努力した人は本店の中にいる。警備している機動隊員で福島に行った人もいるだろう。原発は知らない人々、遠くの人々を踏みつけにしてきた結果だ。このことを捉え返したい。一方、いまもなお知らない人々を踏みつけにしているのが、あの妨害している右翼の姿だ。ドイツのエコロジー運動は、多大な努力を払ってナチと訣別した。日本の運動は見習わなくてならない」

次に「東電を破たt1んさせよう!市民の会」から堀江鉄雄さんのアピール。

「3.11から三年、いまだ何も解決していない。誰も責任を取っていない。もはや事故は日本だけの問題ではない。汚染は、汚染水の流出を通じて世界に広がっている。それなのに、東電は収束の現場よりも柏崎刈羽の再稼働のために4千7百億円をかけようとしている。東電は、事故直後すぐに破たんさせるべきだった。"分社化"ではなく破たん処理を!、の声をともに大きく上げていきたい」

申し入れ文の提出に先立って、東電前アクション!の栗原から。
「事故から三年、私たちは"被害者"として運動を始めた。水や空気を奪われたしかに"被害者"ではある。しかし、"被害者"のままでいいのか、と思うようになった。先日の原発立地地域の方の話を聞く集会では、事故よりとっくの前に原発に地域が破壊されていた、と聞いた。反対派と賛成派、東電社員と下請け、誰がどれだけお金もらったかという疑心暗鬼・・・。立地地域では"原発ができたから出稼ぎしないで家族と暮らせるようになった"とよく言われている。この人たちを"推進派"として切り捨てる運動にしてはいけない」

「都会で生活する私たちは"自分たちさえよければ遠くの人々などどうでもいい"と原発を許してきた。戦前は"滿蒙は日本の生命線"という身勝手な論理で他国を侵略した。日本は戦争に負けたが、原発はそういう身勝手な論理・価値観が戦後も生きていた表れだ。都知事選は、そういう価値観をひっくり返せてないから負けた。価値観をひっくり返す運動をつくろう」とアピールして、申し入れ文を読み上げ、東電側に手渡しました。

参加者からのアピールで「東電は徹底的に賠償しろ」、「東電は事故の真相をあきらかにしろ」などの声が続きました。

「被ばく労働を考えるネットワーク」から3月14日の被ばく労働者春闘統一行動のお知らせと「労働者がどういう現場でどう働いているか、を私たちは知っていこう」とアピール。「ふくしま集団疎開裁判」の柳原敏夫弁護士から「疎開裁判」の第二次提訴と被ばくした子どもたちの保養のための「松本子ども留学プロジェクト」などの取り組みを紹介。「市民自身の公共事業として、子どもを救うプロジェクトを次々に取り組みたい」とアピールしました。

最後に、主催から「加害企業:東電が棄民政策の先頭に立ち、政府が東電を支援し続けるあり方をひっくり返そう。福島の被害者を見捨て続ける政府が、何が追悼だ。追悼する前に政府は謝れ。3.11を追悼の強制で被害者を黙らせるのが政府のやり方だ。3.11は東電を追及する日だ!原発事故を追及する日だ!その思いを確認する日だ!明日からまた、ともに闘いましょう」とアピール。参加者140人でシュプレヒコールを上げて、この日の行動を終えました。

この最後のシュプレヒコールで、ずっと閉じられていた東電本店の3階の窓のカーテンが初めて開けられ、社員とおぼしき人が行動を伺っていたことを付記しておきます。

(各発言の文責は当BLOG)

【関連】
■東電前アクション!3.11声明
http://antitepco.ldblog.jp/archives/36873510.html

■東電への3.11申し入れ文
http://antitepco.ldblog.jp/archives/36881216.html

■声明:東電本店を明け渡し、原発事故資料館等に転用することを東電に要求する
http://antitepco.ldblog.jp/archives/36881249.html

■3.11東電前アクションに対する右翼集団「我道会/男組メンバー」の襲撃を許さない
~右翼暴力=草の根ファシズムから社会運動を守ろう~
http://antitepco.ldblog.jp/archives/36923144.html続きを読む

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1月24日、通常国会開会のこの日に、「日トルコ・日印原子力協定反対!原発輸出反対アクション」を永田町の首相官邸前で行いました。参加者は50人。翌25日には安倍首相がインドを訪問して、シン首相との首脳会談で順調に行けば原子力協定が締結されるということもあり(結局今回の訪印では締結されず)、安倍首相の「原発セールス」に抗議する意図も込めて企画しました。

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主催からのアピールや発言から。
"今年に入って、トルコ首相が日本に来日して原子力協定の批准承認を相方の国会で進めると合意した。この通常国会で原子力協定の問題が浮上するだろう。原発輸出に反対する具体的な行動として、原子力協定反対の国会闘争に取り組みましょう"


"秘密保護法の問題と原発輸出の問題はつながっている。非英語圏では、まだまだ福島第一原発事故の実態は伝わっていない。ベトナムの原発建設予定地にされている地域で住民が「政府からフクシマの事故は終わったと聞かされて信じていた」なんて言っていたという話もある。私たちは、原発事故の真実を世界に発信していくべきだが、そういう活動を秘密保護法は規制するだろう"


"また、日本政府はベトナムへの原発輸出のために「調査費」などの名目で税金25億円、うち「復興予算」が5億円も流用されている。これだけでもふざけた話だが、この内訳を情報開示請求しても、黒塗りだらけの紙を渡されるだけだ。現在でもそうなのだから秘密保護法が施行されたら、原発や原発輸出の問題はさらに秘密のベールに隠されるだろう。秘密保護法の廃止と原発輸出反対の運動を一体のものとして取り組もう"


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"原発輸出-原子力協定は、軍事協力と一体であり、軍事装備品の輸出入に関する条項も大抵付け加えられている。「原発メーカー」と呼ばれる三菱・東芝・日立は何産業と呼ばれているか?軍需産業だ。原発を売り武器を売る文字通りの「死の商人」の跋扈を許さない。だから安倍のインド訪問に反対するし、原子力協定・原発輸出反対の大きな行動をつくらなければならない"


おなじ24日に、インド・ムンバイでは安倍首相のインド訪問に反対する大きな集会デモが行われました。私たちの行動は、このインドの動きにささやかながらつながるものとなりました。しかし、福島原発事故を引き起こし、その上原発を輸出しようとしている当事国の日本の私たちこそが大きな行動を作り出さなければなりません。


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11月25日、東電の柏崎刈羽原発再稼働について原子力規制委員会が審査を開始すると発表したことを受けて、みずほ・三菱UFJ・三井住友のメガバンクが新規融資を検討すると発表したことに対して、この3大メガバンク本店が隣接する大手町で緊急抗議行動を行いました。

銀行は「貸し手責任」から逃げ回りながら、たとえ東電が破綻しても優先的に弁済される私募債に切り替えていることについて、「銀行が東電から回収すればするほど、原発事故被害者は取り分がなくなり、賠償が遅れてしまう。私募債切り替えは銀行による東電資産の持ち逃げだ」と批判。「銀行は福島の人々に賠償しろ」とシュプレヒコールをあげました。

また、「銀行は本来、ひとつの公共事業であるべきなのに、原発で金儲けすることと今問題になっている"反社会的勢力(反社)"との取り引きは通底している」と指摘。

「みずほは、旧第一勧銀時代にも総会屋への利益供与で、頭取経験者が逮捕されているし、元頭取が自殺している。それなのに金融庁はみずほの"反社取り引き"を見過ごしてきた。また、UFJも三井住友も"反社"との取引があることを認めている。あるいは、迂回融資には原発メーカー日立製作所直系の信販会社が立ち回っている疑惑もある。これまでも"ヤクザなしには原発は動かない"と言われてきた。用地買収から反対派潰し、労務管理までヤクザに請け負わせてきたのが、東電や各電力だ。いまも福島第一の収束現場にヤクザを介入させて、労働者の賃金から中抜き・ピンハネしている。"反社"を重宝する企業も"反社"そのものではないか。政府・電力・銀行・原発メーカーが寄ってたかってヤクザを育成してきた構造を断ち切るためにも、今回の東電への新規融資を絶対に許すわけにはいかない」とアピールしました。

最後に、UFJ本店前で煌々と光るクリスマスツリーに「いまだにこんなものに電気を大量に使うのはどうかしている。3.11直後の節電の意識がもう薄れたのか。いまは原発の電気ではないが、私たちは火力をバンバン燃やして脱原発すればいいとは思っていない。原発が福島を踏みにじったように、火力発電もツバルや先日の台風で大きな被害を受けた大島やフィリピンを踏みにじっている。私たちは原発も温暖化も止めなければならないと思っているし、それには生産・消費・働き方のあり方を変えなければならない。それこそが"脱原発"の道だ。銀行で働く人々は、東電への新規融資や東電資産の持ち逃げに"おかしい"と声を上げてほしい。ともに原発のない社会に向けて歩みませんか?」と訴えかけました。

最後のシュプレヒコールは、
「銀行は東電再建に手を貸すな」
「銀行は最悪の"反社"=東電と手を切れ」
「再稼働のための新規融資を許さない」
「銀行に責任を取らせて原発をなくそう」

アクション中、多くの銀行で働く人々が降りてきて聞き耳を立てていました。
銀行団による融資の決定は12月末とのこと。引き続き、銀行団・メガバンクの悪辣なやり方に対して「絶対許さない」の声を上げましょう。

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11月12日、永田町首相官邸前で東電前アクション!も参加する実行委員会で、 「積極的『戦争』主義 -NSC法案 集団的自衛権 武器輸出- NO! アクション」を行いました。これは臨時国会開会日の10月15日に行ったアクションに引き続くものです。
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まず主催実行委から植松さんが、この日の取り組みの趣旨について。

「秘密保護法の反対運動は一定盛り上がっているが、NSC(国家安全保障会議)設置法案はすでに衆院を通過してしまった。安倍の言う"積極的平和主義"などと言うが、まるでジョージ・オーウェルの小説"1984"にある"戦争とは平和である"のようだ。かつて日本にはNSCのようなものがあった。それは"御前会議"だ。NSC法案は"御前会議"を復活させようとするようなものだ。これは怪物の復活であり、私たちは怪物と闘っていかなければならない。共にがんばり続けましょう」

P1010958シュプレヒコールを上げて、続いて反安保実行委員会の国富さんからアピール。

「安倍はまずNSC法案を成立させ、来年には"国家安全保障基本法"を成立させて、集団的自衛権の容認を既成事実化しよう、という方針だ。NSCは戦時中の戦争方針を決めていた"政府大本営連絡会議"と同じものを設置するということだ。私たちは"戦争ができる国"になることを反対してきたが、いまや具体的に"戦争する国"になろうとしている。自衛隊はジブチに駐留し続け、沖縄の日米地位協定のような"不平等条約"をジブチに結ばせている。自衛隊のフィリピン常駐も具体化されようとしている。こういう動きの一切に反対していこう」

P1010957東電前アクション!から栗原がアピール。

「NSC法案は第一次安倍政権の頃から画策されていたが、安倍政権が倒れて立ち消えになった。第二次安倍政権になっていつまたNSCが浮上したか。それは今年1月のアルジェリアで起きた日本企業日揮への襲撃事件があってからだ。あの事件はフランス軍のマリからの撤退を要求して起きたものだということも思い出してほしい。資源を求めて大国が戦争を起こし、日本も大国間の関係で資源を略奪する。マリやアルジェリアでの事態は、当然核の原料であるウラン資源の確保がある。大国の権益のための戦争を日本もできるようにしようというのが、NSC法案の本質だ。戦争・侵略、資源略奪に反対しなくて原発をなくせるわけがない。だから、東電前アクション!はNSC法案に反対する」

P1010966続いて、アピールとシュプレヒコールを交互に行いながら、特定秘密保護法案の廃案とともにNSC法案の廃案と戦争のできる国化に反対する運動・闘いを強めよう、という訴えを行い、60人の参加でこの日の行動を終えました。

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11月2日、飯田橋しごとセンターで「双葉町の人々の2年7か月を知る11.2集会」を開催しました。これは9月28日に行なった「~東電は福島に何をしてしまったのか?~ 福島の”いま”を知る9.28集会」に続く「あらためて"福島"の状況を知ろう」という趣旨から開催したものです。参加者は60人。

集会ではまず、堀切さとみさんが12年7月に完成させたドキュメンタリー映画『原発の町を追われて~避難民・双葉町の記録』を上映。

映画は原発事故直後の雪の中で避難する車の渋滞から、最初の集団避難先であるさいたまスーパーアリーナ、そして埼玉県加須市の旧騎西高校跡で生活する双葉町の人々の姿を映し出す。

「家を失った。自殺したくなる気分だ」、「生まれたところで死にたい。でも出来ないだろう」、「アリーナでの生活は惨めだった。ボランティアの人が来るが上から見下ろされているようで、何とも言えない屈辱だった」などの言葉が続く。

旧騎西高校跡での双葉町の盆踊りや有名な書道家だった町民の方による書道教室などの営み、町民同士の意見の違いの表面化、そして東京の反原発集会での町民の訴えなどが描き出される。「人が人として生きるすべてを事故で失った。国も東電も冷酷だ。しかも当事者意識がない!」

上映のあと、この映画を製作した堀切さとみさんと前双葉町町長の井戸川克隆さんに、東電前アクション!の植松を交えて、双葉町の事故から現在までの状況について、語っていただきました。

(以下、敬称略。文責当BLOG)

44井戸川:今年、ウクライナに行ってきた。9割以上の子どもに異常がある。元気がないように見える。私は町長時代、事故が起きる前から事故が起きたらどうすべきか考えていた。原発なんて危ないに決まっているからだ。

 国の対応は、子どもたちが大切にされていない。子どもが"人生諦めた"などと言う。そんな子がはたして福島を愛せるのか。そういう思いの集団避難は一つのチャレンジだった。最終的には避難措置が町議会に理解されなかった。


堀切:撮影時、双葉町の人たちがよく本音を話してくれたと思う。なんで双葉町ばかり取り上げるのかと聞かれるが、理由は避難先の旧騎西高校が自宅の近くだったからだ。集団避難は、井戸川さんが原発について深く考えてきたから出来たことだと思う。

 3.11前には祝島の映画を撮っている。その時はむしろ賛成派の声が聞けなかった。今回は双葉町の人々と出会った。複雑な思いを聞くことができた。

Q:集団避難について

井戸川:事故直後から長期化が見込まれた。当初は新潟の柏崎への避難を考えたが、断念して埼玉になった。遠くに避難してバラバラになるより、お互いが支え合う環境を作るべきだと思った。国が無策の中で、かなりの程度私の独断でやらざるを得なかった。「なぜ県外に避難したのか?」などとマスコミにくだらない質問をされたが、必要に応じた必要な避難をするだけの話だ。

 外国への避難も考えたが町民はついてこないと思った(会場笑い)。みなさん笑っているが他人事じゃない。3.11事故では運良く4号機が暴走しなかっただけだ。国は無策だ。しかし再稼働を企んでいる。とんでもないし、間違っている。もうすぐ福島第一原発で4号機で、燃料棒の取り出しが始まる。やってみないとわからない、ものすごいシビアで精度が要求される作業になるだろう。みなさんも避難先含めて考えてほしい。災害国に住むみなさんも予習してください。避難所がいいか、仮設住宅がいいか。傍観者ではないのだ。


堀切:遠くに避難させたチェルノブイリと福島は逆のやり方をして住民に「戻ってこい」とばかり言っている。条件は決まっているのだから、住民に選択させるやり方がおかしい。国は「ご自由に」というやり方だ。

 「双葉町の人々はかわいそうな避難民」と考えるのではなく、自分ならどうするかを考えてほしい。当事者意識から始めるしかない。これだけの事故を起こして再稼働や原発輸出など、許されるものではない。


Q:井戸川さんは、どうして堀切さんの映画への協力に至ったか?

井戸川:メディアとは、ビジネスで対応する「企業」だ。私はメディアに警戒感を持っていた。独立系の人々は自分の感覚で撮れる。堀切さんに注文したことはない。だから町民の本音が撮れたのだと思う。

堀切:最初は聞き書きから始めた。3ヶ月くらいしてカメラを回すことができるようになった。「双葉町として記録してこなかった」と井戸川さんに言われた。

Q:県外避難とバッシングについて

井戸川:全体として加須の人々はよく支えてくれているし、バッシングはほとんど聞いていない。

 福島でのほうが「双葉町は原発でいい思いをしてきた」などと言われる。事実は、原発があっても町は倒産寸前だった。私は原発のあるなしで比較検討したことがある。原発がない方がましだという答えになった。

 国には指導力がない。「災害対策本部」があっても、各部署が現場に出てこない。しかも、復興交付金は人に使われていない。国は無策だ。


堀切:今では「加須が第二の故郷でいい」と言う人が結構いる。旧騎西高校は現在90人が生活している。お年寄りが多いが、今はいい共同体に見える。現在、双葉町は、ここの閉鎖を決めている。旧騎西高校なら周囲に人がいるが、アパートの借り上げでは一人暮らしになり老人は「私は孤独死するしかないだろう」と言っている。「災害復興住宅」も今のところ難しいとされている。これは原発事故や立地地域の問題というだけでなく、高齢化社会などの私たちの問題につながる。

Q:先日の自民党の「避難者の全員帰還断念する方向」という報道をどう考えているか?

井戸川:唐突で受け入れられるわけがない。政府・自民党には被ばく量年間1msvを守りなさい、被害者を政府の会議に出席させなさい、と言いたい。「帰還断念」など決めるのは住民でなければならない。それが民主主義だ。私たちは政府にも自民党にも頼んでいない。当事者に語らせろ。

Q:県行政について思うところはあるか?

井戸川:県は放射能の海に県民を置いている。アウシュヴィッツとどれだけ違うと言えるのか。私が県知事なら県民を避難させる。ゼオトライト(一定の放射性物質除去効果があるとされる鉱石)を撒いて稲作なんてさせない。牛肉や米の安全宣言など出しているがダメだ。「風評被害」ではなく実害なんだ。県のやっていることは歴史に残る愚行だ。

Q:最後に

井戸川:旧騎西高校も閉鎖が決められ、避難民に対する「分散作戦」が始まっているのではないか。避難暮しをしていると人間が小さくなる。文句も言わなくなる。国にとっては都合がいい。「復興災害公営住宅」をあっちこっちに作るという考えもあるようだが、失敗するだろうし、さらに分散されることになる。必要なのは「仮の町」だ。「仮の町」を作るのに何兆円もかからない。立派な前例が作れるように、みなさんの手を貸してほしい。

堀切:取材を通じて、避難とは雨風をしのげればいいというものじゃないということがわかった。自立して生活するための手助けがほしい、という声を何度も聞いた。そのために何ができるのか、が問われている。

井戸川:現在、政府が前に出てきて東電を出さない・逃がすやり方をしている。そんなやり方だから福島で中間貯蔵施設を作ると言われても話にならない。「汚染水問題」はいろいろ言われるが、現場は今がマックス・ベストの状態だ。政府が出てきても何もできないだろう。

 除染に関して、国は指針で「国民の責務」などと記している。今回の事故に、たとえば沖縄の人に責任があるのか。こんなことを許してはいけない。東電前会長の勝俣は悠々としているだろう。私は、こういう不条理に怒っている。怒り続けている。

《記録者メモ》
9月28日の集会では「被ばく労働を考えるネットワーク」のなすびさんは、「東電にも政府にも当事者能力も解決能力もない」と語り「現場の人間が現場のことを決める・決められるあり方を模索しなければならない」と語り、今回井戸川さんもまた「政府は勝手に私たちのことを決めるな。当事者に語らせろ」と語っていたことが重なることが印象に残りました。

なによりも人間の誇り・尊厳を奪う原発という存在、そしてこれを許す政治に対して、私たちは「自己決定の民主主義」をどこでも・どこまでも対置して闘うことが求められているように、二度の集会を通じて思いました。


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